DTM環境の準備

DTM ROOMイメージ

 

さてさて、このページをご覧になっておられるって事はパソコンお持ちですよね。えっ会社のPC!?

ちょっとちょっとお父さん!今仕事中じゃないんですか?リストラハンターが狙ってますよ...

 

って冗談はさておき、ご自宅にPCがある事が今後の大前提になります。ノートブックでもOKです。別に最新型のPCでなくても大丈夫です。Windows98の頃のPCでも十分です。

DTMってご存知ですよね。昔はカセットデッキ2台でピンポン録音とかTEACの144なんかでリズムBOXとベース、キーボード、ギターや歌なんかを多重録音したもんですが、今じゃパソコン1台だけで録音から編集、ミックスダウンしてCD−Rに書いて大好きなあの娘にプレゼントする(オイオイ)まで全部出来ちゃう便利な時代になったんですよ。そんでもって高音質のデジタル録音ですからパソコンにファイルとして保存して、メールで送ったりアマチュア音楽サイトに投稿してみたり、HPを作ってインターネット上で一般公開したりして、自由にプロデュースが出来るようになりました。赤ちゃんのベットを置く場所が無いという理由で処分されてしまった楽器や録音機材、DSPなどの各種エフェクターなんかはもう必要ありません。

そんな素晴らしい環境を机の上で出来るから「DeskTop Music」略してDTM!という訳で、まずは1曲、人様に聞かせられるレベルの作品をDTMと生楽器+ボーカルで作ってみましょう。

「俺様はギター1本の弾き語り専門でこれで何人もの女性ファンを泣かせる自信がある!」と言い切れる御仁でも、やはりまず最初に録音機材やバックバンドに相当するDTM環境を整えないといけません。ただDTM環境と言ってもピンからキリまである訳で、PCのライン入力にギターを弾きながら歌を歌ってWindowsのサウンドレコーダーでデジタル録音するだけでも立派なDTMですが、やはりそのままの音ではラジカセでの一発録りとあまり大差ありません。ボーカルやギターにもPC上でエフェクターを噛ますことによって見違えるような音色になります。よって最低でもデジタル録音したWAVファイルにもエフェクトが掛けられる程度の環境は整えましょう。しかしながら大半の方はMIDI音源でバックバンドの伴奏をつけながら、ご自身のギターと歌をプラスすることによって、大昔に録音したデモテープより数段素晴らしい出来映えの作品に仕上がった時の感激を一度でも味わってしまい、インターネットデビューへの自信が芽生えるのです。

んで結局、何から準備すりゃ良いのよってまあ焦らずゆっくり行きましょう。お父さん!

まずはMIDI音源選びから始めましょう。最近はPC上で動作するソフトウェア音源でも優秀なものが発表されていますが、これは録再時に生楽器の音とズレが生じたりして後で微調整が必要なケースが多々あります。今回のようにボーカルや生の楽器とのアンサンブルをメインで考える場合は出来る限り始めからハードウェア音源を選ぶことをお勧めします。

どの会社の音源にすれば良いかなどの専門的な事は別のサイトをご覧いただくとして、一般的にはYAMAHAやRolandなどが発売しているDTMパッケージを準備された方が初期の導入が楽です。このパッケージは音を鳴らすまでに必要なMIDI音源とシーケンスソフトや接続ケーブル類がセットになっていますので、あとはアンプとスピーカー(ヘッドフォンでも可)があればすぐに使えます。実売価格で2万円〜8万円と幅がありますが、よほど凝った音作りでもしない限りは、生産中止にさえなってないモデルならば安い方で十分です。また、専門店やオークションなどで中古品を入手しても良いでしょう。しかしその際、MIDI音源をコントロールするシーケンスソフトの有無及び取説の有無を確認しましょう。このソフトが無いとMIDI音源からは音が出ません。また、最終的に音をハードディスクに録音して編集する為にはPCのサウンドカードから音を取り込みますので、ある程度の音質がキープ出来るサウンドカードと専用ソフトウェアが必要になります。

なお、YAMAHAから発売されている最新のDTMパッケージ(HELLO! MUSIC! 2000 AUDIO)は少々値が張りますが、このパッケージのみで自己完結のスタジオ環境が作れます。製品のレビューなどがインターネット上や専門雑誌などの特集に結構ありますから参考にされて下さい。また、同じくYAMAHAのSW1000XG/Pという製品はPCIタイプのPC内蔵型サウンドカードでありながら、YAMAHAのMU100相当のMIDI音源を内蔵してオールインワンのデジタルレコーディング環境を構築出来る優れものです。値段はやや高めですが少々古い製品ですので中古市場では安く出回っているものもあるようです。とは言いながらも、特にヨーロッパのDTMマニアではまだまだ人気の高い製品のようですよ。ともかくこのボード1枚あれば今回の目的が達成出来るってのがミソです。その他、PCいらずで単体で動作するシーケンサータイプのYAMAHA(QY-100)などは、上記環境ではMIDI音源としても使えるし、本体にシーケンサーを内蔵していますので手軽に持ち運びも出来るので外で一人ライブもやっちゃおうという張り切りお父さんにはお勧めです。
※QY-100単体では多重録音まで出来ません。別途サウンドカードとシーケンスソフトが必要です。

すなわち、MIDIの制作だけならソフトウェア音源だろうがハードウェア音源だろうが、お好きな音源を選んでMIDIファイルを作るだけで良いのですが、ギター等の生楽器やボーカルなどオーディオ信号とミックスしてWAVファイルに落とすには、MIDI音源の他にMIDIを再生しながら同時にギターを弾いて歌を歌ってハードディスク録音出来る環境まで整えなければなりません。その点、SW1000XG/Pは面倒臭いケーブルの結線や電源の引き回しなど一切無しで、PCの中を見る事の出来るお父さんなら簡単なボードの組み込みだけでお持ちのPCがバーチャルスタジオに大変身してしまうのです。
※実感が湧かないかも知れませんがこれ結構凄い事なんですよ。

なんかYAMAHAの宣伝のようになってしまいましたが、ご紹介した製品は全てのり坊が所持している製品で、実際に使用した上での事です。特にSW1000XG/Pは最近までメインに使っていましたし後継として入手したMU2000 Audioはスペックは数段向上して満足しているのですが、まだぜんぜん使いこなせてはいません。途中でや〜めたとならない為にも簡単な構成の環境から始めましょう。

よって次のページからは、このYAMAHAのSW1000XG/Pを使ってデジタルレコーディング環境を整えて、お父さんの歌とギターの伴奏が出来るマシンを構築しましょう。

 


<ホームページへ戻る> <TOPへ戻る> <次のページ>

Powered by INAORI PLANNING.

Copyright(c) 2002 inaori.com All Rights Reserved.